沖縄本島北部、土砂災害に厳重警戒呼びかけ 降水量、7日の降り始めから東村平良で644ミリ(10日午前11時現在)


沖縄本島北部、土砂災害に厳重警戒呼びかけ 降水量、7日の降り始めから東村平良で644ミリ(10日午前11時現在) 10日午前11時30分現在の「大雨警報(土砂災害)の危険度分布」(気象庁HPより)
この記事を書いた人 アバター画像 琉球新報社

 沖縄本島地方は気圧の谷や高気圧のへりを回り込む湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となっており、10日午前11時時点で、引き続き本島北部に土砂災害警戒情報が発表されている。沖縄気象台は、本島北部で10日夕方まで土砂災害に、昼過ぎまで低い土地の浸水や河川の増水に厳重な警戒を呼びかけている。

 10日に予想される1時間降水量は多い所で、本島中南部で30ミリ、本島北部で80ミリとなっている。

 降り始めの7日午前0時から10日午前10時までの降水量は、東村平良で644・5ミリ、国頭村奥で510ミリ、国頭村比地で285ミリ、名護市宮里で217・5ミリ、本部町謝花で106・ミリ、南城市糸数で101ミリ。