2025年開業予定の県北部の新たなテーマパーク「ジャングリア」に関連し、北部市町村会の當眞淳会長(宜野座村長)らは24日、国土交通省の吉岡幹夫技監、国場幸之助副大臣らと面会し、名護東道路延伸の早期実現を求めた。
要請には渡具知武豊名護市長らも参加。北部振興会、名護東道路整備促進期成会(ともに会長・知花靖国頭村長)の3団体の連名で、ジャングリアの予定地となっている名護市、今帰仁村や本部町方面への名護東道路の延伸の早期実現を求める要請書を提出した。
取材に応じた當眞氏はジャングリアに関連する対応は「喫緊の課題」とし、3団体での要請になった理由を「北部全体として地域への波及効果を考えた」と説明。国交省側からはルートや地形について「調査中」としつつも、「早急に進める」などと前向きな回答があったという。
24日は、自民党沖縄振興調査会の菅義偉特別顧問、公明党の金城泰邦衆院議員とも面会。25日には自見英子沖縄担当相、自民党の島尻安伊子衆院議員とも面会し、同様の要請を行う。
(安里洋輔)