【東京】3月中下旬にうるま市の陸上自衛隊勝連分屯地に地対艦ミサイル部隊が発足する予定に関し、防衛省・自衛隊が3月9、10の両日いずれかに福岡県から中城湾港へ民間船舶で車両を搬入する計画を立てていることが関係者への取材で23日までに分かった。配備する12式地対艦ミサイルの発射機などを含むとみられる。
ただ、うるま市内では石川地域に陸自の訓練場を整備する計画を巡って地元の反発が強まる中、県や市など地元自治体、港湾運送業界との調整が付くかどうか不透明で、計画を変更する可能性もある。
うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地に新編される地対艦誘導弾(ミサイル)部隊の人員について、防衛省が第7地対艦ミサイル連隊本部や本部管理中隊に約100人、連隊本部の指揮下のミサイル中隊を約60人と予定している。
(明真南斗)