厚生労働省は26日、全国約5千の定点医療機関から12~18日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が計4万9821人だったと発表した。前週比0・73倍で、2週連続で減少した。1医療機関当たりの感染者数は10・10人。都道府県別では石川が15・48人で最多だった。
専門家からは流行「第10波」に入ったとの声が上がっていた。感染者数が減少傾向となったことに厚労省の担当者は「今後も注視が必要だ」と話している。
1医療機関当たりの感染者数は、青森と沖縄を除く45都道府県で減少した。多かったのは石川に次いで茨城15・46人、岐阜15・16人。少なかったのは兵庫6・04人、大阪6・38人、沖縄6・87人などだった。