奥武山にスタジアム、2万人規模で検討 沖縄県 Jリーグ規格


奥武山にスタジアム、2万人規模で検討 沖縄県 Jリーグ規格 サッカースタジアムの完成予定図(県の基本計画資料より)
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 沖縄県議会2月定例会は27日、一般質問1日目の質疑が行われ、沖縄・自民の8氏が登壇した。県が奥武山公園に整備を計画しているJリーグ規格スタジアムについて、宮城嗣吉文化観光スポーツ部長は、本年度はスタジアムを2万人規模で整備する手法と、1万人規模で整備した後に2万人規模へ段階整備する手法との比較検討を実施したと明らかにした。

 宮城氏は「今後、PFI手法(民間資金による社会資本整備)による事業実施や、整備後の運営方法などの検討を進めていく」と答弁した。

 県は概算で、スタジアム整備にかかる事業費を2万人規模で約200億円、1万人規模では120億円を見込む。財源は、クラウドファンディングや企業・個人からの寄付など、さまざまな仕組みを検討する。仲村家治氏への答弁。

(與那原采恵)