沖縄の生活保護、14年連続で増加 22年度の月平均、3万1573世帯受給 高齢者世帯5割超


社会
沖縄の生活保護、14年連続で増加 22年度の月平均、3万1573世帯受給 高齢者世帯5割超
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 2022年度に県内で生活保護を受給した世帯は月平均で3万1573世帯(3万9177人)だったことが6日に厚労省が発表した統計資料で分かった。保護率はおおよそ千人あたり26人の26・40‰(パーミル=千分の一の単位)となっている。

 21年度の生活保護受給世帯は月平均3万947世帯で保護率は26・14‰で、県によると少なくとも2008年以降、14年連続で増加しているという。22年度の受給世帯のうち、高齢者世帯は1万7944世帯で56・83%だった。2017年以降、県内の被保護世帯のうち高齢者世帯が5割を超える状況が続いている。