沖縄県那覇市が次世代型路面電車(LRT)導入に向けて、昨年作成した「LRT整備計画素案」を巡り、市や県などの行政機関や交通機関などを交えた那覇市都市交通協議会幹事会は14日、素案に対するパブリックコメントを実施することを確認した。
市はパブリックコメントを通して寄せられた市民からの意見を踏まえ、2025年度末ごろを目標に整備計画の策定を目指す。現在想定されているLRTの整備ルートは、識名・真地地域から久茂地地域を結ぶ東西ルートと、国場地域から新都心地域を結ぶ南北ルートの2路線となっている。東西ルートと南北ルートは寄宮交差点付近で交差する想定となっている。
(吉田健一)