米軍が今月中にも嘉手納基地への「一時展開」を計画している無人偵察機MQ4トライトン2機について玉城デニー知事は13日、「配備を撤回してほしいというのは県からの強い要求だ」と述べ、配備計画の撤回を求めていく考えを示した。
防衛省が、トライトンの嘉手納基地への展開時期を5~10月と説明していることについて玉城知事は「それ(一時配備)が着実に守られるかどうかも非常に懸念を持っている」と、説明に強い警戒感を示した。
既に同基地に配備されている無人機MQ9リーパーの配備撤回を求めていることを踏まえ、さらなる基地負担の強化になるとしてMQ4の配備計画の撤回も求めた。
(知念征尚)