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防衛相「悪意ない」 無人機MQ4一時配備巡り、沖縄県への説明遅れ 沖縄


防衛相「悪意ない」 無人機MQ4一時配備巡り、沖縄県への説明遅れ 沖縄
この記事を書いた人 Avatar photo 明 真南斗

 【東京】米軍嘉手納基地への無人偵察機MQ4トライトン一時配備を巡り、木原稔防衛相は16日の衆院安全保障委員会で、県への伝達が玉城デニー知事から嘉手納基地の負担軽減を要請された日と同日となったことに「結果として重なった。悪意があったものでは決してない」と釈明した。「今後は本省と防衛局で日程についても連携しながら適切に対応する」と述べた。赤嶺政賢氏(共産)への答弁。

 木原氏は、玉城知事からの要請とは別の動きとしてトライトン一時配備に関する地元説明に向けた準備を進めてきたと述べた。その上で「時系列として私が玉城知事の要請を受けた後に地元では沖縄防衛局が県に説明した」と強調した。だが、嘉手納町や北谷町への説明は玉城知事の要請よりも早い時間だった。

 (明真南斗)