日本維新の会の馬場伸幸代表が20日、6月の県議選に同党から出馬予定の3人の応援のため沖縄入りした。糸満市内での総決起大会で、馬場氏は沖縄振興について「予算も一括交付金も政治の道具になっている」と説明。イデオロギー的な対立から脱却し、観光への予算配分に取り組む考えを示した。大阪で進める教育無償化を「沖縄でもぜひやらせてほしい」とも訴えた。
次期衆院選では沖縄2区と4区で候補擁立を決定している。記者団の取材に「1区と3区も最適な候補者が見つかれば必ず擁立する」と答えた。1区から立候補を表明した下地幹郎元衆院議員については「支援はかなり難しい」と述べた。
(’24県議選取材班)