沖縄県議会の中川京貴議長は30日の記者懇談会で、米兵による性的暴行事件が相次いで発覚したことを受け、事件に抗議する県民大会の開催を求める県女性団体連絡協議会(女団協)からの要請について、近く7会派の代表者を集めて各派代表者会議を開き、話し合うことを明らかにした。
女団協は29日、県議会を訪れ、各会派や議長に対して協力して大会を開催するよう要請した。要請文は、事件に関して県議会が全会一致で可決した抗議決議と意見書について「まさに市民団体などが求める内容になっている」として「県民の代表である県議会の決議書、意見書の実現のために県議会を中心とした県民大会の開催を強く要望する」と訴えた。
(沖田有吾)