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【一問一答】政策継承し、基地負担減も 佐喜真氏が出馬表明 宜野湾市長選 沖縄


【一問一答】政策継承し、基地負担減も 佐喜真氏が出馬表明 宜野湾市長選 沖縄 宜野湾市長選への出馬を表明する佐喜真淳氏=7日、宜野湾市真志喜
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

宜野湾市長選への出馬を表明した佐喜真淳氏と報道陣の主なやりとりは次の通り。

 ―選挙戦の争点と最も取り組みたい政策は。

 「故松川正則市長の政策はまだ道半ば。私は松川市長がやりたかったことを訴えながら、引き続き市政を担いたいと訴えたい」
 「もう一つは最大の課題である普天間飛行場の一日も早い返還の実現だ。いつ返還されるかという見通しすらない。宜野湾市が負担する普天間飛行場を、一日も早く返還できるのはどの候補者かということも(選挙戦)のポイントだろう」

 ―松川市長は辺野古新基地に普天間飛行場常駐機の段階的移駐や返還時期明示を求めていた。この辺も継承するか。

 「私も松川市長の政策に同感で、あらゆる方策を講じて基地の負担を軽減することが必要だ。それができるのが政府や米軍の関係先だ。そのためには政府との信頼関係に基づき、宜野湾市から訴えることも必要だ」

 ―前回知事選に立候補した時に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係性が指摘された。

 「約2年前の話で当時、団体についておおまかな情報は持っていたが、活動の全貌や影響などは十分理解していなかった。関係を持つことで多くの皆さまに心配をかけたことは反省している。以来、団体との関係は一切断った」