嘉手納基地に関係する米兵、1カ月で道路交通法違反が7件相次ぐ 酒気帯びで車両に衝突も 三連協が抗議 沖縄


嘉手納基地に関係する米兵、1カ月で道路交通法違反が7件相次ぐ 酒気帯びで車両に衝突も 三連協が抗議 沖縄 米軍嘉手納基地(資料写真)
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 【中部】6月22日から8月11日までの約1カ月半で、米軍嘉手納基地に関係する米兵による酒気帯び運転を含む道路交通法違反の事案が7件相次いで発生していたことが19日、沖縄市、嘉手納町、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)の抗議・要請文で分かった。

 三連協は19日、この状況を「改善どころか悪化している」として、再発防止策を講じ、現状を公表することなどを求める抗議・要請文を日米関係機関に郵送した。宛先は第18航空団、沖縄防衛局、外務省沖縄事務所、在沖米国総領事館。

 抗議・要請文では、6月22日と7月12日に発生した事案では、基準値を超えるアルコールを保有した状態で車を運転し、車両にぶつけるなど第三者へ被害を与える事故だったとしている。

 三連協は「これまで、住民を巻き込んだ重大事故につながりかねないことを危惧していた」として、「第三者へ被害が生じた事案が発生したことに対し、遺憾の意を表する」と指摘した。

 (福田修平)