那覇振興協議会「秋ごろ目標に開催」　11年ぶり、泊漁港周辺の再開発など議題　沖縄

　那覇港管理組合議会（議長・仲村家治県議）　8月定例会の一般質問が27日、行われた＝写真。年度内に開催予定とされている那覇市と県、国の3者で市の振興や那覇軍港の跡地利用などを話し合う「県都那覇市の振興に関する協議会」について、金城康也副管理者は「秋ごろの開催を目標に（調整を）進めている」と答弁した。

　協議会は那覇軍港の浦添移設計画に伴い、2001年に設置。協議会で市が求めた「沖縄セルラースタジアム那覇」が整備されたが、その後は軍港移設の停滞などで協議会は休止していた。再開されれば2013年以来で11年ぶり。今回は泊漁港周辺の再開発などを議題とする予定。

　那覇港新港ふ頭地区に整備予定の海上保安庁専用バースを自衛隊艦船が利用する可能性について照屋寛志副管理者は、整備後の専用バースの管理者は海上保安庁となるとし「専用バースを自衛隊艦船が使用できるか否かについては、一義的には海上保安庁の判断となる」と説明した。

　（與那原采恵）

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