【東京】自民党県連の島袋大会長と花城大輔幹事長は27日、9月の党総裁選について選挙管理委員長を務める逢沢一郎衆院議員と面談し、候補者の公開討論会を県内で行うよう要請した。林芳正官房長官とも会談し、普天間飛行場の跡地利用に向けた支援を求めた。
島袋会長によると、県内での討論会について逢沢氏は「しっかりと詰めていきたい」と応じた。県連は、沖縄振興策や米軍基地問題、南西諸島の防衛力の強化といった沖縄の抱える諸課題について各候補の考えを明らかにするよう求めている。
林氏への要請では、普天間飛行場の跡地利用計画やそれまでの行程表策定に向けて国と市が協議することを要請した。島袋会長によると、林氏は「前向きに進めていきたい」と答えた。
(明真南斗)