自民党県連(島袋大会長)は4日、那覇市内で会見し、自民党総裁選の候補者による地方演説会を、17日に那覇市内で開催すると発表した。場所や時間は今後決定するが、党員以外の県民も参加できる形を考えているという。
90分程度を予定し、沖縄の諸課題について候補者が考えを述べる。進行方法などは今後調整していく。島袋会長は「離島は人口が減少している。国策として離島をどう守っていくかなどについて考えを聞きたい。次の日本のリーダーになる人が沖縄をどう思っているか、言葉をもらえればと思う」と話した。
県連から党本部の総裁選挙管理委員会に要請して実現した。警護の関係上、公共施設やホテルなどでの開催を検討している。県内では街頭演説で総裁選候補者が遊説したことはあったが、屋内での演説会形式は初めてという。オンラインでの中継も計画している。
(沖田有吾)