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南西諸島への自衛隊配備強化、4氏「住民と対話」重視 立民代表選本紙アンケート


南西諸島への自衛隊配備強化、4氏「住民と対話」重視 立民代表選本紙アンケート 自衛隊(イメージ)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 県内や鹿児島県の奄美群島などへの自衛隊配備強化に関しては回答が分かれた一方、全員が地元住民との合意や対話を重視する姿勢を示した。

「該当なし」として賛否を示さなかった野田氏は「一方的に沖縄へ配備・機能強化することは認められない」と現政権を批判。「地元との十分な対話と丁寧な手続きが必要」と述べた。

 枝野氏は「南西諸島の防衛力整備は必要」として賛成を選ぶ一方「地元自治体の理解を得ることはもとより、住民との対話など丁寧な手続きが不可欠」と指摘。国民保護の徹底を掲げた。

 泉氏は「該当なし」として賛否を示さず「南西諸島の防衛力整備は住民を危険にさらすものであってはならない。地元との丁寧な対話と手続き、完全な避難計画の策定が不可欠」と強調した。

 吉田氏は「合意なき配備は反対」と立場を明確にした。その上で「自衛隊基地が、米軍との関係で攻撃対象に」なる可能性を指摘し「弾薬庫や訓練計画が住民に与える不安も計りしれない」と記した。