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来年1月の宮古島市長選、保守系の人選へ 候補者選考委が発足 10月内決定目指す 沖縄


来年1月の宮古島市長選、保守系の人選へ 候補者選考委が発足 10月内決定目指す 沖縄 保守系候補者選考委員会の役員に選ばれた下地義治委員長(左から3人目)と根路銘康文副委員長(同2人目)ら=28日、宮古島市の平良港マリンターミナル
この記事を書いた人 Avatar photo 友寄 開

 2025年1月19日投開票の宮古島市長選で、保守系候補者選考委員会が9月28日、市内で立ち上がった。

 委員長は下地義治氏、副委員長は根路銘康文氏。23人のメンバーで保守系候補者の人選を進める。下地会長は「次期市長選の保守系候補者一本化を目指して、市民に納得いくような選考をしていきたい」と語った。同日、市平良の平良港ターミナルビルで会議を開き、メンバーや進め方の方針などを決めた。

 今年6月に実施された県議選では、保守系候補が2人出馬し、当選を果たした。一方、選挙戦では保守系の票を取り合う激しい戦いも強いられ、両陣営の間に溝が残る中、市長選に向けた選考委員会の立ち上げが難航していた。現職の座喜味一幸市長が進退を明言しない状況も難航に拍車をかけていた。

 同日までに準備委員会を4回開いた。また、保守系の県議2人や沖縄4区選出の西銘恒三郎衆院議員が話し合い、選考委員会立ち上げに至った。

 下地委員長は会議後、「10月いっぱいで決めたいとの思いはある。次の選考委員会で推薦人の数など、要項をまとめたい」と記者に話し、なるべく早い候補者選定に向けて準備を進めるとした。 

(友寄開)