嘉数副市長が出馬へ 宮古島市長選 保守系から 沖縄


嘉数副市長が出馬へ 宮古島市長選 保守系から 沖縄 嘉数登氏
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 【宮古島】宮古島市の嘉数登副市長(61)が来年1月19日投開票の宮古島市長選へ立候補する意向を固めたことが4日、分かった。今後、市内保守系勢力による候補者選考委に諮られる。

 嘉数氏は3日に座喜味一幸市長(74)に辞職届を提出したと説明し、理由に立候補を挙げ「市内経済界の一部に私を応援しようとの声があり、熟慮した結果だ」と語った。

 座喜味市長を支える勢力の「ワンチームみゃーく」からではなく、保守系候補として出馬を目指す。

 嘉数氏は玉城県政の知事公室長を務めた。請われる形で県を退職し、副市長として支えた座喜味市政を離れることについて「市の解決すべき課題は多く、優先順位を付けて取り組まないといけない。そのあたりで違いがあった」と説明した。

 市長選を巡っては現職の座喜味氏の出馬の可能性がある。國仲昌二前県議(63)は6月に立候補を表明している。