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【一覧】沖縄県選出・出身の国会議員11人のコメント 石破内閣発足


【一覧】沖縄県選出・出身の国会議員11人のコメント 石破内閣発足 国会議事堂(資料写真)
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沖縄の軍事要塞化懸念

 赤嶺政賢衆院議員(共産) 石破首相は辺野古新基地反対の民意をねじ伏せた張本人。大軍拡・改憲タカ派の政治家だ。沖縄の軍事要塞(ようさい)化をいっそう強める危険がある。憲法9条をいかした対話と外交で、沖縄を戦場にさせない政治をめざして頑張る。

究極の「お友達内閣」だ

 新垣邦男衆院議員(社民) 総裁選の論功行賞と身内議員で固めた究極のお友達内閣。古い自民党政治の最たるもので刷新感ゼロ。非主流派議員の多数登用から挙党体制演出に苦慮した様子がうかがえる。不安要素満載の「石破丸」出航との印象。

沖縄の経済成長政策を

 島尻安伊子衆院議員(自民) これまで幹事長、地方創生大臣として沖縄振興に関わってきた石破総理に強い期待をしている。特に経済対策は待ったなしだ。沖縄経済を成長させるビジョンと政策を強く打ち出してほしい。

賃上げ好循環社会実現

 西銘恒三郎衆院議員(自民) 石破新内閣は歴史の転換点と言われる国内外の厳しい状況下でスタートする。チーム自民党一丸となって、政府与党総力を結集し、物価高騰を上回る賃上げ好循環社会を実現する。まずは総選挙を勝利する。

沖縄振興への尽力期待

 国場幸之助衆院議員(自民) 沖縄の発展なくして日本の発展はない。強い経済と平和創造拠点をつくり、沖縄振興に尽力することを心底期待したいし応援したい。在日米軍基地の管理権や防災省の設置等で、主権国家としての尊厳と離島と国民を守る。

地位協定改定高く評価

 宮崎政久衆院議員(自民) 沖縄の現実を踏まえて、私が強く訴えている「日米地位協定の改定」に石破総理が意欲を示していることを高く評価する。県民の暮らしを豊かにするためにも賃上げの継続と大胆な経済対策に取り組むべきだ。

新内閣に刷新感はない

 屋良朝博衆院議員(立民) 議論もせずに組閣後の解散を決めた。新内閣を論評する材料も提示せず、自民党の裏金脱税問題を国民の記憶から消そうということか。それだけに内閣に刷新感はなく、石破氏は自民を変える前に自分を変えてしまった。

沖縄の諸問題に全力で

 金城泰邦衆院議員(公明) 石破内閣に公明党の斉藤鉄夫国交大臣が再任され、嬉(うれ)しく思う。初入閣の大臣含め総理が掲げる政策が着実に実現されるよう期待したい。地方を重視する総理なので、沖縄が抱える諸課題にも全力で取り組んで頂きたい。

辺野古新基地の断念を

 伊波洋一参院議員(沖縄の風) 新内閣に強く求めるのは安倍内閣から続く南西諸島での軍事基地建設と戦場化計画の中止、辺野古新基地の断念だ。日中外交を正常軌道に戻して日中両国の平和的共存に転換させ、平和で豊かな沖縄の発展につなげていく。

指導力に期待できない

 高良鉄美参院議員(沖縄の風) 執行部と閣僚に防衛大臣経験者をそろえた防衛偏重内閣。刷新感どころか最速の解散総選挙に追い込まれる総理に指導力など期待できない。女性閣僚わずか2人はジェンダーバランスの悪さと人権政策軽視の自民党そのもの。

13人の新大臣が活力に

 比嘉奈津美参院議員(自民) 新たに13人の大臣が加わることで、多様な視点と経験が生かされ、石破内閣に新たな活力をもたらすことに期待する。沖縄担当に就任した伊東良孝大臣には豊富な経験を発揮していただき、沖縄振興への取り組みに期待する。