「政治に意思反映を」デニー知事、投票を呼びかけ　衆院選　沖縄

　玉城デニー知事は9日、衆議院が解散し27日投開票の衆院選に向け、日米地位協定の見直しを巡る議論については「選挙が終わった後で本格化すると思う。あまり選挙の争点にしたくないのではという評論家の意見もある。石破茂首相がどのような動向を示すか注視したい」と話した。

　事実上の選挙戦に突入したことに「県内では経済振興や子ども・若者・女性政策の推進や米軍基地負担の解消などの政治課題について議論されると思う」との見方を示した。「立候補者には立場や考え方について県民に丁寧に分かりやすく伝えてもらう必要がある。国の将来に非常に重要な意味を持つ選挙。有権者の皆さまは投票に参加して、自分の意思を政治に反映させる貴重な機会として捉えてほしい」と求めた。

（’24衆院選取材班）