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陸自オスプレイ参加 「キーン・ソード」本格化へ 22日にも与那国飛来 沖縄


陸自オスプレイ参加 「キーン・ソード」本格化へ 22日にも与那国飛来 沖縄 イメージ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 日米共同統合演習「キーン・ソード25」の一環で、防衛省が21日に那覇基地へ陸上自衛隊のV22オスプレイを飛来させる方向で調整していることが17日、同省などへの取材で分かった。与那国島には陸自のオスプレイが22日と26日、米海兵隊のMV22オスプレイが23日と26日に飛来する予定。防衛省が契約する民間船舶が18日には中城湾港に、22日には宮古島市の平良港に車両を運び込む見通し。

 共同統合演習は23日開始だが、9月から実施中の「陸上自衛隊演習」と連動して県内各地で訓練や準備が本格化している。伊江村によると、17日午前10時半ごろ、米軍機から8人の兵士がパラシュート降下する様子が確認された。一方、この日は、うるま市の津堅島訓練場水域でも降下訓練が予定されていたが、実施は確認されなかった。米連邦航空局の航空情報(ノータム)によると、18日午前11時から正午、22日午前11時から午後5時の間も津堅島訓練場水域で降下訓練の予定がある。

 自衛隊は伊是名村で無人機による情報収集訓練を予定。村によると、陸自が場外離着陸場の使用申請を提出し、28日から11月1日まで毎日使用する計画を示している。

 (明真南斗、知念征尚、梅田正覚、武井悠)