来年1月19日に投開票される宮古島市長選で、自民県議や市議、経済関係者ら保守系勢力による候補者選考委員会の候補者選考に名乗りを上げていた嘉数登副市長(61)、元市総務部長の安谷屋政秀氏(70)が20日、選考から辞退した。
選考委は当初、候補者の決定と発表を21日に予定していたが、22日以降にずれ込むとした。
関係者によると、嘉数氏は21日以降に会見を開き、今後の方針について説明する予定だ。
20日、選考委の事務局に対し、選考に名乗りを上げていた嘉数氏と安谷屋氏が辞退を申し入れた。選考委によると、嘉数氏は辞退の理由について選考委に対する説明はなかったという。安谷屋氏は「一身上の都合」とした。
同日、選考委は元県商工労働部長の下地明和氏(66)と元市議の濱元雅浩氏(50)、市議の前里光健氏(42)の3氏の面接と総評を行った。
(友寄開)