障がい者雇用1.95% 県内の伸び率、全国トップ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄労働局(川口秀人局長)は14日、ことし6月1日現在の障がい者の雇用状況を発表した。県内民間企業の障がい者の実雇用率は、前年同日1・80%より0・15ポイント上昇し、県内過去最高の1・95%となった。

伸び率は、法定雇用率(1・80%)を達成した府県の中で最も高かった。実雇用率は全国47都道府県の中で10番目。
 県内の雇用障がい者数も2624人で過去最多となった。
 調査対象の従業員56人以上の県内民間企業は698社で、そのうち法定雇用率達成企業は403社、達成割合は57・7%(前年同日55・8%)だった。
 前年に比べ雇用障がい者の増加幅が大きかった業種は「医療、福祉」が628人(前年比138・5人増)、「卸売業、小売業」が509・5人(同49・5人増)、「製造業」が209人(42人増)だった。
 県の機関については全てで法定雇用率を達成した。