海の恵み体感、お魚グルメに舌鼓 豊かな海づくりフェスタ


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「お魚つかみ取り」体験で、元気よく魚を追い掛ける子どもら=17日、糸満市

 【糸満】「第32回全国豊かな海づくり大会」の関連イベント「おきなわ豊かな海づくりフェスタ2012in糸満」が17日、糸満市の道の駅いとまんと糸満海のふるさと公園で開幕した。県産の海産物を使った食品のうまいものを来場者の投票で決める「FISH―1グランプリ」や、プールに放たれた魚を子どもたちが素手で捕まえる「お魚つかみ取り」体験など、海に関連する多彩なイベントが催された。

18日まで。
 雨にもかかわらず大勢の来場者でにぎわった。
 目玉の一つ「FISH―1グランプリ」には、県内26事業者が自慢の一品を持ち寄った。昼前には会場に入りきれないほど来場者が訪れ、お魚グルメに舌鼓を打った。グランプリの発表は18日午後4時の予定。
 「お魚つかみ取り」体験には大勢の子どもたちが参加、雨にも負けず大はしゃぎで魚を追い掛けた。魚を捕まえた松崎千皓(ちひろ)さん(9)=那覇市=は「ぬるぬるしてつかみにくかった。刺し身にして食べたい」と満足げな様子だった。
 18日もガレッジセールのトークショーなどが催される。午前8時半~午後6時までの時間帯、豊見城市豊崎と糸満市潮崎の臨時駐車場、那覇市のモノレール赤嶺駅から無料のシャトルバスが運行している。