ことしの県高校総体・相撲無差別級で優勝するなどの実績を残した中部農林高の勝山光王(18)が、来春の高校卒業後に大相撲の九重部屋に入門する。
12月9日には同校で会見を開き、九重親方同席の下で正式表明することにしている。
勝山はうるま市出身。高校から相撲を始めたが、名門中部農の中でもめきめきと頭角を現し、2年には団体戦の一員に選出。ことしの県総体無差別級、昨年の県高校新人大会重量級で優勝している。
大相撲について勝山は「たくさんの観衆の中、土俵で、一対一で向き合う格好良さに引かれる。自分はまだまだ足りないところも多く、一からしっかり頑張って少しでも上を目指したい」と抱負を語った。
中部農の東聖子部長は「相撲部からは基王代仁(もとい・みよひと)君(幕下の千代皇)ら先輩もいるので安心している。県民に愛される力士になってほしい」とエールを送った。