【石垣】来年3月7日開港予定の新石垣空港PRソング「おかえり南ぬ島」が完成した。作詞作曲は石垣島出身のBEGIN(ビギン)ときいやま商店のコラボユニット「ビギやま商店」。人気アーティストPerfume(パフューム)などの振り付けを担当するMIKIKOさんによるダンスも完成し、石垣市はプロモーションビデオ(PV)を市民参加で制作する予定だ。
曲はビギンが作曲し、きいやま商店が歌詞をつけた。三線の音色が響く八重山らしいメロディーと歌詞で、お年寄りから子どもまで親しめる曲に仕上がっている。
BEGINは「きいやま商店がプレッシャーを感じないか心配だったが、八重山方言の口説(くどぅち)など、島のことをたくさん歌ってもらい感動した」とメッセージを寄せた。
きいやま商店は「正直プレッシャーを感じたが、BEGINから『お前らの言葉で行け』と言われ、肩の力が抜けた」とコメントした。
振り付けは八重山の学校で定着している「校歌ダンス」をイメージ。島民、郡民がみんなで踊れる「ニュー校歌ダンス」を目指している。
市は12月8日、サザンゲート広場でPVの撮影会を開く予定。楽しく踊る島民、郡民の様子を撮影し、島ぐるみのプロジェクトとして新空港開港の機運を高めたい考えだ。
曲と振り付けは新石垣空港開港PRプロジェクトのホームページで見ることができる。URLはhttp://www.isg-project.jp/