「二見情話」聞きに来て ミュージックライン開通


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ミュージックライン開通を祝い、テープカットする関係者=23日、名護市二見

 【名護】車で通ると、路面に刻んだ溝とタイヤの接触音が「二見情話」の旋律となって聞こえる「ミュージックライン」の開通式が23日、名護市二見区であり、区民や道路管理者の県、工事関係者ら約100人が参加して開通を祝った。

 ミュージックラインは県内で初めての開通で、観光資源として期待されている。宜寿次聰二見区長は開通式で「地域づくりを進める中、二見区の発展だけでなくやんばるの発展に寄与したい」と話した。
 ミュージックラインは国道331号旧道に造られた。長さ340メートル。特許、商標を持つ篠田興業(北海道標津町、篠田静男社長)が施工した。タイヤの左右で溝が異なり、歌声と三線の二重奏となって聞こえる。
 ミュージックラインがある国道331号旧道は過去の台風などで二見区公民館前から通行止めになっているが、近く開通する予定。