街並み散策などの着地型観光商品開発などを支援する沖縄まちまーい協議会が26日発足し、会長に那覇市観光協会会長の佐久本武氏が就任した。県内の地域観光協会6団体が参加。
今後、滞在型商品の造成支援や共同販売、ガイド認証制度の確立などに取り組む。旅行会社や航空会社、バス会社などが賛助会員として入会を予定しており、引き続き、各地域の観光協会に入会を呼び掛ける。2013年度の全県の「まちまーい(街巡り)」参加者は約2万人を目指すという。
これまで那覇市や沖縄市観光協会を中心に、観光ガイドと一緒に県内各地の街並みを散策する着地型の観光商品「まちまーい」を造成。広報強化やガイド育成などの課題解決に向け、同協議会が立ち上げられた。今後、地域のノウハウを共有していく方針。
那覇市のロワージルホテル那覇で開かれた設立総会で、佐久本会長は「まちまーいはリピーターでも、初めて来県する人でも楽しめる観光商品。協議会設立をきっかけに今後、県外へも同商品をPRしていきたい」とあいさつした。
県や沖縄観光コンベンションビューローとも連携していく。