明日を呼び込む公演に 加藤登紀子


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「素晴らしい明日を呼び込む公演にしたい」と語る加藤登紀子=沖縄市の東京第一ホテルオキナワグランメールリゾート

 加藤登紀子の「ほろ酔いコンサート2012」沖縄公演(主催・琉球新報社、共催・ミュージックタウン音市場、協賛・東京第一ホテルオキナワグランメールリゾート)が12月8日午後5時半、沖縄市のミュージックタウン音市場である。

 沖縄公演は2年ぶりで、1971年に始まった「ほろ酔いコンサート」は40回目。復帰40年の節目、東日本大震災後は初となる沖縄公演に向け「2012年を沖縄でしっかり受け止め、素晴らしい明日を呼び込む公演にしたい」と語る。
 今月21日に発売したアルバム「風歌」は「古里をテーマにした曲を集めた」と語る加藤。沖縄にまつわる曲も普久原恒勇作曲「芭蕉布」、THE BOOMの「島唄」を収録。震災後に仙台で生まれた曲「わせねでや」も収めた。昨年9月に発売したアルバム「命結―ぬちゆい」など、沖縄の言葉や文化と結びつけながら東北にエールを送ってきた。「人々をつなぐ歌を歌っていきたい」と加藤。
 入場料4000円。全自由席(飲食可)。ビール、泡盛、ワイン、軽食販売あり。問い合わせは琉球新報社事業局(電話)098(865)5200。