地域の魅力 再発見 チャンパク開始前企画


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チャンパクの準備を進める実行委員会のメンバー=19日、沖縄市のコザ・インフォメーションセンター

 【沖縄】文化や娯楽、自然、食など地域資源を体験する長期イベント「第3回沖縄チャンプルー博覧会(チャンパク)」が1月11日から2月28日までの間、沖縄市を主会場に県内各地で開かれる。

地域に埋もれた魅力を掘り起こし、発信する100以上の文化体験型プログラムを通じて着地型観光の定着を図る。
 12月7日にはプレオープニングイベント「チャンパクゆんたく交流会」を沖縄市小劇場あしびなーで開催。各地の観光協会職員や地域おこしに携わる人々が集い、地域の魅力再発見の取り組みを報告する。地域の泡盛を楽しむコーナーも設ける。
 チャンパクは2011年1月に第1回を開催。今年1月22日から3月11日まで開催された第2回では85のプログラムで地域の観光資源を発信した。エイサーの始祖とされる袋中上人の故郷・福島県いわき市との交流も企画され、沖縄市久保田青年会を派遣した。
 第3回は、地域を巡り歩くことで沖縄の魅力に接することができる観光商品開発を目指して26日に発足した各観光協会の連携組織「沖縄まちまーい協議会」と協力し、県内全域でプログラムを展開する。実行委員会は最終的なプログラムの構成やガイドブックの作成作業を進めている。
 「チャンパクゆんたく交流会」は午後6時から。入場無料。問い合わせはチャンパク事務局(電話)098(987)9606。