新空港へ島に熱気 100日迎え残暦板


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
残暦板の設置を喜ぶ市民ら=27日、石垣市役所

 【石垣】新石垣空港開港予定日まで残り100日となった28日、石垣市は市役所駐車場でセレモニーを開き、残暦板を設置した。これまでイラストだけだった新石垣空港のキャラクター「ぱいーぐる」も着ぐるみとなって初披露されたほか、PRソング「おかえり南ぬ島」のダンスも出席者全員で踊り、機運を高めた。

 残暦板は中山義隆市長や伊良皆高信市議会議長、新石垣空港建設を進める郡民の会の宮城隆会長らが除幕。石垣第二中学校マーチングバンド部のファンファーレで盛大に披露された。
 初披露となった「ぱいーぐる」はプロフィルも紹介。好きな食べ物は八重山そばと黒糖、石垣島出身の具志堅用高さんを尊敬し、将来の夢はパイロットとボクシングチャンピオンという八重山ならではの設定だ。
 セレモニーには新川小学校の4年生と八重山高校の生徒も参加。「おかえり南ぬ島」に合わせてダンスを踊り、開港をPRした。
 中山市長は「長年待ち望んだ空港がいよいよ開港する。日本中、世界中の人々が石垣空港を目指してやって来ることを期待したい」と述べた。