異臭発生源、特定できず 那覇市消防が警戒本部


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 29日に那覇市旭町で発生した異臭騒ぎで、那覇市消防本部は30日午前、仲里仁公消防長を本部長とする警戒本部を設置した。依然として異臭発生の原因や発生元が特定されていないことから、今後は1日3回の巡回を実施して警戒に当たる方針を決定。現場周辺での立ち入り調査も予定しており、原因究明を進める。

 同本部によると、その後は新たな異臭情報もなく、周辺住民などの避難情報も特にないという。一方で、騒動後に体調不良を訴えた男女12人が病院に搬送されたが、同日午前現在も体調不良が続いている男性2人と女性1人が入院しているという。
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