地域

普段は文書保存、緊急時にトイレ 「エコ・ロジ・パコ」活用を

環境に優しく、簡易トイレとしても活用できる「エコ・ロジ・パコ」=南風原町宮平のワークプラザ南風

 【南風原】もしもの備えに環境に優しい段ボール箱を―。社会福祉法人育成福祉会ワークプラザ南風ほか、県内21の障がい者支援事業所では普段は文書保存箱、緊急時には簡易トイレに転用できる「エコ・ロジ・パコ」の普及に取り組んでいる。防災への危機管理が進む中、「市町村で備蓄用として購入し、活用してほしい」と呼び掛ける。

 広島メーカー考案の「エコ・ロジ・パコ」は1枚のシートを折り込み組み立てるもので、のりや粘着テープ、金具などの資源を節約、二重構造で強度にも優れ、簡単にリサイクルできる環境に優しい段ボール箱。さらに別売りの防災キット(吸水シート付き専用袋)と併用すると簡易トイレとなることから、東日本大震災時にも活用されたという。
 大のサイズは長さ40センチ、高さ27センチ、幅32センチ(税込み550円)で普段は文書保存箱として使用、簡易トイレを購入するよりも手軽に備蓄できる。防災キットも4キット分で1980円(税込み)と手ごろな価格で、組み立ても簡単にできる。
 現在、南城市や名護市で文書保存箱として活用されている。育成福祉会事業推進室の伊禮照夫室長は「車内でも使えるので個人や老人福祉施設で購入するケースもある」という。「エコ―」の県内販売代理店のワークプラザ南風の仲地宗善事務長は「環境に優しい段ボールで地域貢献を目指している。障がい者福祉の一環として、防災の観点からも自治体に積極的に活用してもらいたい」と話した。
 「エコ―」の問い合わせはワークプラザ南風(電話)098(889)4878。