伊波さん「痛み伝える」 ミス日本候補者抱負語る


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
ミス日本コンテストに出場する伊波紗友里さん(前列右端)ら候補者たち=3日、東京都内

 【東京】来年1月28日に開かれる2013年度ミス日本コンテストの候補者発表会が3日、東京都内であった。大学生や会社員ら12候補が紹介され、うち沖縄から出場するラジオ沖縄(ROK)アナウンサー兼記者の伊波紗友里(さゆり)さん(24)=沖縄市=ら10人が抱負を語った。

 伊波さんは東日本大震災の被災地や米軍基地問題の取材を通して応募を決意したと紹介。「地域には光も影もあることを知った。痛みを共にし、それを伝えていけるようなミス日本を目指したい」と語った。
 父が1959年の宮森小ジェット機墜落事故で傷を負った話などにも触れ「こうした現状を日本の多くの人に伝えたい。沖縄だけでなく、日本のためにも力になりたい」と述べた。
 受賞者は任期中、国内外での観光庁キャンペーンやボランティア活動、イベント出演などを務める。