「汗水節」高らかに 八重瀬、住民ら歌や踊り


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多くの町民が出演した舞台「汗水節浪漫」=11月23日、八重瀬町

 【八重瀬】「汗水節の心」普及啓発事業実行委員会は舞台「御万人ぬ心求みてぃ」を11月23日、八重瀬町具志頭改善センターで開催した。

会場には約500人が訪れ、立ち見がでるほどの盛況ぶりだった。
 八重瀬町(旧具志頭村)出身の故仲本稔さんが作詞した勤労歌「汗水節」の心を、五感で感じてもらい、地域の絆を深めてもらうことなどが目的。
 第1部では映像で沖縄の歴史などを振り返った。第2部の「汗水節浪漫仲本稔物語 我が生きる道 花薫る」では、作・演出した神谷武史さんが仲本さんの役を熱演したほか、具志頭青年エイサー、志多伯獅子舞棒術保存会など町民も多く出演した。
 第3部では、第2部出演者や子ども三線サークル、観客など全員で汗水節を踊る盛大なフィナーレを迎えた。25日まで同センターで「汗水節の心」一句コンテスト入賞作品展など展示企画も行われた。