「土曜朝市」町民に人気 JAおきなわ南風原支店


社会
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地元産の新鮮で安い農産物を買い求めようと列をつくる町民ら=8日、南風原町喜屋武の南風原文化センター前店舗棟

 【南風原】南風原町産の農産物や加工品などを毎週土曜日展示販売するJAおきなわ南風原支店の「土曜朝市」が8日、南風原町喜屋武の南風原文化センター前店舗棟で開かれた。

葉野菜をはじめ産直卵、塩麹(こうじ)など20品目余が並び、詰め掛けた町民が列をつくって買い求めた。
 開設セレモニーには城間俊安町長も駆け付けたほか、宮平保育所の園児のエイサー、南風原産ヘチマ「はえばる美瓜(ビュウリー)」のPR隊「ビュウリーズ」のダンスも披露された。
 ファーマーズ与那原店あがりはま市場の協力で、米や果物も安価で販売された。神里良信支店長は「旬の新鮮な野菜を地元の皆さんに食べていただき、農家の皆さんに還元できる直売所にしたい」と話した。
 町喜屋武に住む宮良吏枝子さん(51)は「安いし、新鮮、安心なのがいい。地域のお年寄りも気軽に買い物ができる」と朝市の開催を喜んだ。朝市の開催時間は午前9時から正午まで。