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【沖縄】高校受験や就職試験の面接マナーを学ぼうと、沖縄市の安慶田中学校(島袋盛吉校長)は7日、3年生を対象に面接マナーの講習会を開いた。
携帯電話のauショップを運営するりゅうせき商事の社員が面接の心構えなどを講話し、23人が緊張した面持ちで本番さながらの面接試験に挑んだ。
面接は、auショップの店長を面接官に、同店の就職試験を受ける設定で実施。7分の間に、生徒から志望動機や特技、チームワークを維持するために必要なことなどを聞いた。
生徒たちは面接の様子を観察し、声の大きさや態度など良い点や改善点を挙げる「判定会議」を開いた。
クラスメートから「言葉遣いが丁寧」と評価を受けた照屋秀斗君(15)は「緊張したが、しっかり相手の目を見て話せた。本番は元気よく話すよう心掛けたい」と話した。
面接官から「笑顔」を褒められた當山野乃花さん(15)は「もう少し緊張すると思った。もっとはきはきした声で話したい」と、ほっとした様子だった。
面接官を務めた松元克之さん(44)は生徒に「緊張しない人はいない。緊張と友達になるようにしよう」とアドバイスした。松田美奈子教諭は「先入観を持たないよう、あえて練習なしで面接を受けてもらった。これを糧に意識を高めてほしい」と話した。