ノロウイルス 県内も患者増加傾向


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 県内の1医療機関(定点)当たりの感染症胃腸炎の患者数は、第50週(12月10日から16日)で5・88人。警報レベル(定点当たり20人)を下回っているものの、県によると患者数は増加傾向にあるため、同部は手洗いの励行や食品を中心部まで加熱して食べるなどの徹底を呼び掛けている。

 同部のまとめでは、9月から11月21日までに県内の福祉施設と医療機関の計13カ所で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生が起きた。13カ所の有症者は計291人。発表は施設などが保健所へ報告した数をまとめた。