巳年で「干支水槽」展 美ら海水族館


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キカイウツボ亜科の一種に見入る子ども=30日、本部町の沖縄美ら海水族館

 【本部】沖縄美ら海水族館で29日から恒例の「干支水槽」が展示されている。来年の巳年にちなんで、英語で「Snake moray(ヘビウツボ)」と呼ばれるキカイウツボ亜科の一種や、ウミヘビなどを集めた。

1月6日まで。
 キカイウツボ亜科はひれが退化しほとんど泳ぐことができず、ヘビのようにはって動く。採集されるのは珍しく謎が多いという。30日は多くの来場者であふれ、興味深そうに生き物を眺めていた。大阪府から訪れたという高橋浩二さん(33)は「ウミヘビを見るのは初めて。沖縄に来たのでウミヘビ(イラブー)を食べたい。来年もいい年になるといいですね」と話していた。