国際明武舘剛柔流空手道連盟総本部会長の八木明人さんが28日、那覇市天久の琉球新報社を訪問し、北米やヨーロッパなどを中心に約10カ国で沖縄空手の普及活動や門下生らを指導したことを報告した。
八木さんは「発祥の地、沖縄の空手を世界に伝えながら、先生方から受け継いできた伝統を守っていきたい」と意欲を話した。
八木さんは6~12月(8月除く)に海外の支部を巡った。黒帯の有段者から入門したばかりの子どもまで幅広い世代を指導する一方、現地の学校での特別授業やテレビ番組などに参加して沖縄の文化を発信した。
八木さんは「誇るべき文化遺産である空手の伝統を守り、次代を担う子どもたちに引き継げるようにしていきたい」と意欲を示した。
英文へ→Karate master promotes the martial art in North America and Europe