フィリピンで銃乱射、8人死亡 規制強化の声高まる


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 【マニラ共同】フィリピンの首都マニラ近郊で4日、男が銃を乱射し、子供や妊婦を含む8人が死亡、少なくとも8人が負傷した。男は現場に駆け付けた警察に射殺された。AP通信などが報じた。
 マニラでは大みそかに7歳の女児が流れ弾を頭に受けて死亡した事件が起きたばかり。英BBC放送によると、フィリピンには約120万丁の登録銃以外に約60万丁の未登録の銃が出回っており、規制強化を求める声が高まっている。
 男は現場近くの店で友人らと酒を飲んだ後に乱射を始めた。薬物も服用していたとみられる。7歳女児のほか、妊婦は腹部を撃たれ、6カ月の胎児と共に死亡した。
(共同通信)