豊見城市が6万人超 糸満抜き県内7位に


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 【豊見城】豊見城市(宜保晴毅市長)の人口が2012年12月末で6万人を超えた。県内11市では糸満市を抜き7番目に人口が多い市となる。
 同市の人口は12月末現在で6万4人(男性2万9568人、女性3万436人)で世帯数は2万2406戸。

02年の村から市制移行時の人口5万652人から10年で9352人増。豊崎地区の開発や宜保地区をはじめとする中心市街地の宅地開発などが奏功したとみられる。
 糸満市の12月末の人口は5万9469人で豊見城市が若干上回った。豊見城市は23日午前10時から市役所で人口6万人達成セレモニーを開く。
 6万人達成を受け、宜保市長は「市制施行10年の節目の年に6万人になり、二重の喜びだ。特に子どもの人口が増えており、保育・教育環境の充実を最優先課題として取り組みたい。2年目を迎える一括交付金を有効に活用し、企業誘致、雇用の場の確保につなげたい」と話した。