八重山星の会に大臣表彰 地域づくり、星まつりなど評価


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ライトダウンして星空を観察する南の島の星まつり(石垣市役所提供)

 【石垣】総務省は10日、本年度の地域づくり総務大臣表彰の受賞者32団体と3人を発表した。

県内からは民間非営利団体(NPO)法人八重山星の会が団体表彰に選出された。2月9日に茨城県で表彰式を行う。
 八重山星の会は「VERA石垣島観測局」の管理運営を始めた2002年から、市内の小学校を対象に星空ガイドを行うとともに、石垣少年自然の家と協力して星空観察会を同少年自然の家で開始。また八重山星の会などで組織する実行委員会が「南の島の星まつり」を毎年開催している。
 南の島の星まつりで会場を一斉にライトダウンする演出や、地域の特性を生かして官民挙げて取り組んでいる姿勢などが「夢のある活動」と評価された。
 同表彰は、全国各地で地域づくりを頑張る団体、個人を表彰することで、地域づくりへの情熱や思いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることが目的。大賞は農漁業、自然環境を生かした体験型観光に取り組んでいる長崎県小値賀町が選ばれた。