わたしたちが地球きれいに 「園児清掃隊」が出発式


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出発式で宜保晴毅市長から新しい清掃用具をプレゼントされ、笑顔を見せる園児ら=10日、豊見城市立中央公民館

 【豊見城】第24回豊見城市ちびっこクリーンアドベンチャー出発式が10日、豊見城市立中央公民館で開かれた。市内14の認可保育園から4、5歳の園児ら405人が参加、出発式後に各園近隣の公園に出向き、清掃活動を展開した。

 幼いころから、公園の清掃など、環境美化の草の根運動を展開しようと、市法人立認可保育園園長会(當山博子会長)が企画。2月からは月に1度、それぞれの園でごみ拾いや花壇の手入れなどの活動に取り組む。
 式で園児らは、リズム体操などで体をほぐした後、大地保育園の園児代表が「ごみのないきれいな地球を大切にします」などの誓いを宣言。宜保晴毅市長も駆け付け「豊見城市を良くするために、けがをしないよう頑張ってください」と激励し、園児らに新しい清掃用具をプレゼントした。
 出発式後は各地域に戻り、新しい手袋をした園児らが近隣の公園のごみを拾った。根差部児童公園で清掃活動をしたつぼみ保育園の高良りこちゃん(5)は「たばこの吸い殻やガラスなどのごみがたくさんあった。みんなできれいにしたい」とはにかんだ。