女子バスケに市民栄誉賞 県民大会V10 宜野湾


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受賞を喜ぶ宜野湾市女子バスケットボールチーム=7日、宜野湾市

 【宜野湾】宜野湾市はこのほど、市民に希望と活力を与えた個人や団体をたたえる市民栄誉賞を創設した。受賞第1号に2012年11月の県民体育大会で10連覇を成し遂げた市女子バスケットボールチームが選ばれ、佐喜真淳市長が7日、同市のラグナガーデンホテルで開かれた新春の集いでメンバー15人に表彰状とメダル、盾を手渡した。

 宜野湾市体育協会によると、市郡対抗の県民大会で団体が10連覇するのは初めて。佐喜真市長は「10連覇の快挙は誇らしい」と祝福。
 10連覇した瞬間は「ほっとした」と話すキャプテンの島袋友見さん(25)は受賞を「びっくりした」と語り、「今年の大会へ向け意識が高まった。負けられない」とさらなる躍進へ向け闘志を燃やす。
 監督を務める仲村聡さん(45)は「すごいことをやったんだな、と思う。選手に恵まれた」と選手たちを見詰める。
 10年の間にチームメンバーの入れ替わりがある中、10連覇全ての大会に出場した喜納由美子さん(35)は「チームのコミュニケーションを大切にしてきた。10連覇は皆さんの支援のおかげで成し遂げられた。(引退して)この場にいない先輩方にもメダルを掛けて上げたい」とを喜んだ。
 同チームのメンバーは県内のクラブチームで上位を争うOMガス石油SSの選手や大学生らで構成する。