感謝の手紙、5公民館へ 喜屋武小5、6年生


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6年間お世話になった地域の人々に向けて、感謝の気持ちを込めた旗を掲げ、校区内を歩く児童ら=12日、糸満市

 【糸満】お世話になった地域の人々に感謝の意を伝えようと、糸満市立喜屋武小学校の5、6年生の児童ら19人が12日、「みさきっ子ありがとう平和ウォーク!」(同小PTA主催)を実施した。

在校生や父母、教員らが参加。校区内の五つの公民館を歩いて回り、感謝の言葉を述べ、手紙を届けた。その後、「みさきっ子」の由来となっている喜屋武岬で、海に向かって高らかに「イマジン」など平和を祈る歌を歌った。
 「ありがとう」と書かれた旗を掲げた児童らは、小太鼓をたたきながら、校区内の約8・5キロの道のりを歩いた。途中、福地、山城、上里、束辺名(つかへな)、喜屋武の公民館を訪れ、感謝の言葉を述べた。
 児童からお礼の言葉をもらった福地区の川門正則区長(60)は、ことし卒業する6年生に向けて「中学校でも、小学校で学んだ優しい気持ちを大切に、友達をたくさんつくってほしい」とエールを送った。
 6年生の久米瑠奈さんは「これまでお世話になった地域に感謝して、歩きたい」と笑顔で話した。(梅田正覚)