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【伊江】伝統ある書道を通じて、小中学生の豊かな情操の育成に努めることを目的に、毎年1月に開催される第59回全国少年新春書道展(明治神宮書道会主催)で、伊江村立西小学校4年生の志良堂茄南(なずな)さんが特選を受賞した。今大会には、全国の小中学生から2万5679点の応募があった。その中から特選300点(小学生211点、中学生89点)、準特選82点(小学生45点、中学生37点)が選ばれた。
5日に明治神宮神前で授賞奉告式、明治神宮会館で授賞式があり、参加した志良堂さんは「特選が取れてうれしかった。また来年も頑張りたい」と喜んだ。
入選には西小1年の玉城叶望(かなみ)さん、伊江小2年の長嶺涼風(ひゅうか)さん、伊江中3年の内間和花子さんの3人が選ばれた。
内間さんは「賞が頂けたのは、先生方や両親のサポートがあったから。感謝し、高校生になっても続けたい」と話した。
児童らが所属する伊江書道クラブは昨年9月から作品展に向けて稽古を積んできた。「来年度も多くの人が受賞できるよう稽古の場をつくっていきたい」と同クラブ親の会会長の玉城鈴江さんも共に喜んだ。
(知念光江通信員)