銀天街で祭り、交流 神奈川県栄光学園


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地域住民たちを前に、練習した「かぎやで風」を披露する栄光学園の生徒たち=16日、沖縄市銀天街商店街

 【沖縄】神奈川県鎌倉市から修学旅行で来た私立高校・栄光学園の2年生が運営する「コザ栄光祭&銀天街まつり」が16日、沖縄市の銀天街商店街で開かれた。

 沖縄チャンプルー博覧会(同実行委員会主催、琉球新報社共催)の一環。生徒たちは以前、体験講座で習ったエイサーや琉舞、ジャグリングなどを披露し、地域住民との交流を深めた。
 コザ栄光祭はことしで4回目。生徒たちは祭り名物となった横浜中華街の肉まんをふかし、販売する商売体験もした。午前9時に銀天街に集合し、舞台設営などを行ったほか、商店街らしく「ありがとうございます」の発声練習もした。
 銀天街商店街の仲田健青年部長は「お客さんではなくスタッフとして迎えているが、積極的で文句一つ言わず働き、とても頼もしい高校生たちだ」と感心した様子。肉まんを販売していた伊藤健太郎君(17)は「始める前は楽勝だと思っていたが、客を待たせたりしてしまい、商売の厳しさを実感した」と話したが、職業体験を楽しんでいる様子だった。(島袋良太)