うるまの特産に モズク満載丼誕生、3店舗で限定販売


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もずく美味御膳

 【うるま】モズクの生産量日本一のうるま市に「新・ご当地グルメ うるまもずくチャンプルー丼」が誕生した。25日、市天願の総合結婚式場キャッスルハイランダーで行われた完成披露会には多くの関係者が訪れ、味を確かめた。

 新・ご当地グルメは、リクルートライフスタイル社エグゼクティブプロデューサーのヒロ中田さんが手掛ける、地域活性化と観光振興を目指した地産地消型のおもてなし料理。提供店舗は品数や素材、盛り付け方などのルールを守ることや昼食をメーンにすることなどの定義がある。
 もずくチャンプルー丼は、食材の8割がうるま市内産、残り2割も県内産食材を使用している。もろみ酢で味付けし、モズクや大葉をトッピングしたご飯に、モズク入りかけ具材を混ぜて食べる。モズクを特製スープに浸すモズクしゃぶしゃぶと合わせ「もずく美味御膳」として提供される。
 提供店舗は、キャッスルハイランダー、ニュー三和(市田場)、ぬちまーす内レストラン「たかはなり」(宮城島)の3カ所。店ごとにモズクしゃぶしゃぶの付けだれを工夫し、独自性を出す。
 市もずく料理推進協議会の伊佐盛男会長は「観光に食は必要。市のブランド力向上につなげたい。観光客だけでなく地域に愛される料理になれば」と期待を込めた。